ウィンカー制御回路
Flasher

またまたこれも,「友達に頼まれたので作ってみた...」ものです.
2002/6/21 I.N.

回路基板の外観

1.はじめに
 この回路は,車やバイクでウィンカー&ハザードランプを制御するものです.
 ランプの点滅速度をロータリースイッチにより8段階の中から選択することができます.
 12V出力には最大20Aまでの負荷を接続することができます.
 LEDや電球を制御することが可能です.

2.使い方
 バッテリー電源12VとGNDを接続すると動作開始です.
 スイッチA入力がGNDレベルと等しくなると,12V出力Aから+12Vが出力(点滅)されます.
 スイッチB入力がGNDレベルと等しくなると,12V出力Bから+12Vが出力(点滅)されます.
 スイッチC入力がGNDレベルと等しくなると,両方の12V出力から+12Vが出力(点滅)されます.
 スイッチAとBが同時にGNDレベルに等しくなると,両方から12Vが出力されます.
 スイッチ入力がGNDレベルに等しくなった瞬間は必ず,12V出力がONになります.(ウィンカーとして大切なことですね)
 動作中に点滅速度を切り替えても構いません.

3.スイッチおよびLED
 スイッチから出ている2つの端子のうち,一方はスイッチ入力端子に,他方はGNDに接続します.
 LEDは,1個だけ使用する場合は1kΩ程度の電流制限抵抗を直列に挿入します.
 LEDを6個直列に接続すれば,電流制限抵抗は必要ありません.
 いずれにしてもLEDの両端には2V程度の電圧がかかるように調整してください.
 ただし,LEDの種類によって最適な電圧は異なります.

4.注意
 配線は絶対に間違えないでください.
 12V電源とGNDを間違えると保護ダイオードが破壊されます.
 ダイオード以外の保護回路はありません.

付録
・回路図
・PIC内プログラム

スイッチC(ハザード用)を押しているところ(実際は点滅している)