携帯電話の未来像(その3) 2002.9.5 IN
以下は,すべて携帯電話が常時接続になった後に来るもの.
・すべての携帯は単なる「端末」だけの機能しか持たなくなる.
音声認識,画像認識/処理,翻訳,同時通訳,動画/音声/文書データ保管,リアルな音源
などに必要な処理はすべてプロバイダ側で実行する.
・メールソフトやブラウザなどの内蔵ソフトはすべてプロバイダ側で実行し,携帯は単なる入出力
だけの機能しか要らなくなる.
・ソフトウェアのバージョンアップやバグ修正,サービスの追加などは個人で実行したり管理しなく
てもよくなる.
・携帯電話はひたすら通信速度の高速化と常時接続の信頼性向上のみを目指せばよい.
携帯電話の未来像(つづき) 1999.11.18 IN
・本体に音声認識および音声合成機能が搭載される.
ViaVoiceくらいの性能が出れば,Eメール入力が声で行えるようになる.
・本体機能の操作はボタンではなく,音声でできるようになる.
・音声合成を使えば,Eメールやホームページの内容を画面ではなく,声で聞くことができるようになる.
・自分や相手が話した内容は,音声認識を通せばテキスト形式として残せるので,
会話記録や留守電メッセージを本体内に大量に残すことが可能になる.
また,大量の会話記録を整理・検索・利用するためのソフトウェアが搭載される.
・音声合成に関して,相手の声紋を解析し特徴を残せるようになり,
テキスト文書の読み上げは,相手の声や任意の人で音声合成させることができるようになる.
この機能を使えば,架空の会話記録を作成することが可能となる.
・あらゆる出版物には,その商品やサービスに関する情報がホームページでも提供されているので,
携帯電話に内蔵されたバーコードリーダまたはカメラを用いて,印刷物上のバーコードまたは
URLをスキャンすることで,そのホームページに関して本体で確認・注文・問合することが
できるようになる.
・オプションのカラープリンタを接続すれば,ホームページの印刷や,プリクラシールの作成などが
可能となる.
・電子マネーは当たり前となり,支払い,クレジット,株,投機,給与などに関する作業がすべて
携帯電話から行えるようになる.
携帯電話の未来像 1999.3.9 IN
これらは,個人で所有している携帯電話でのはなし.
・表示部がカラーTFT液晶となる
・携帯電話専用ブラウザ環境ができる
(携帯電話の小さな画面でも分かるホームページサービス)
・携帯電話の画面にニュース,天気予報,TV番組表が表示される.
・携帯電話から電子メール,FAX,ホームページのアクセスができる
(本体にHDDは内蔵されておらず,プロバイダに情報は蓄積される)
・携帯電話に赤外線リモコンの機能が付加される.
(テレビ,ビデオ,炊飯器,ラジカセ,コンポ,エアコン,照明器具,洗濯機,電子レンジなどと双方向の赤外線通信が行われる)
・自宅のビデオデッキは電話回線につながっており,外から番組予約ができる.
・ガス給湯,ホームセキュリティ,車のドアロックも携帯電話から操作できるようになる.
・カラーCCDカメラが内蔵されており,静止画像や動画像の記録・再生ができる(データはプロバイダに蓄積される)
・公衆電話やコンビニのレジでは,赤外線通信により情報の印字が行える.
・インターネット上のMP3音楽データを,本体に接続したステレオイヤフォンを通して聞くことができる.
(データをダウンロードしながら再生する)
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